2021年03月09日
アナウンサー試験を受けていた私は、エントリーシートで試験を通過するのにとっても苦労をしました。
きょうはその経験を元に、就活中のみなさんにアドバイスができればと思います!
ジョブカフェとくしまさんの就職ガイダンスで
UIJターンWebセミナーをさせていただきました!
現在はフリーアナウンサーとして活動していますが、新卒の時は新潟。
その後広島、徳島、愛媛の民放局で、放送局アナウンサーとして勤務してきました。
私が就職活動をスタートさせたとき
アナウンサー特にキー局の女性アナウンサーの倍率はすごいことに!
9000人近い志願者からエントリーシートが届き、その中から100人が1次面接に進み、2次3次カメラテスト・・・と、沢山の面接を経て、3人の内定者が決定する。なんて話も聞いたことも。
まずはエントリーシートで8900人は落ちてしまうわけです・・・!
そのため、エントリーシートの通過は至難の業でした
なかなか通らなかったエントリーシート。それがあるコツをつかんだ時からどんどん通り、1次面接に呼んでもらえるようになりました!
このブログでは、そんなコツの1つをご紹介したいと思います。
エントリーシートを書く際、「自分をしっかりPRしなきゃ!」とどうしてもいろいろなアピールポイントやエピソードを書いてしまいがちですよね。
でも、私の場合それが失敗でした。
例えば
「あなたの強みを教えてください」という質問。
自分はこれまでバイトでもゼミでもリーダーをよく任されてきたから、
リーダーシップをアピールしよう!
と、そのエピソードとリーダーシップをアピール。
次に「学生時代に取り組んだことは何ですか?」という質問があったとします。
すると、よし!ここは学生イベントをサポートした経験を書こう!
と、そのエピソードとサポートが得意!というアピール。
それを見た採用担当者は
「あら?この学生は、自分が動きたいタイプなのかな?それとも人のサポートが得意なタイプなのかな?」
と、その人についての印象がボケてしまいます。
そんな中、その志望している会社が、
リーダーシップよりも、どちらかというと
研究職のような”継続して1つの事を続けられる人材”を求めていたとします。
そうすると、なんともチグハグなエントリーシートになってしまうのです。
エントリーシートは文字だけで自分を表現することを求められます。
会って話をすればわかってもらえるとしても、
「リーダーシップもとれて、サポートもできて、うちの会社にも興味を持ってくれているのかー!!」
とはならないのが実状です。
だからこそ、エントリーシートを書く際は
自分の軸を決めてブレさせないという事が大切なのです。
例えば、自分の一番の強みが”チャレンジ精神”だと思った場合
Q「自分の強みは何ですか」
⇒チャレンジ精神があります!
Q「学生時代何をしましたか?」
⇒学食のメニューが少ないと感じたため、学生メンバーで学食の新メニューを開発しました。
Q「志望理由は?」
⇒インターンシップに参加した際、若手社員でプロジェクトを立ち上げて、
様々な挑戦をしていると伺い、私もぜひ様々なことにチャレンジしてみたいと考えました。
・・・どうでしょうか?
とても短く簡単に書きましたが、これだけでも、1本筋が通っていて、どんな人物なのか人柄が見える気がしませんか?
あれもアピールしたいこれもアピールしたい!という気持ちはわかるのですが、
そのエントリーシート全体を1つの軸でしっかりと書く勇気をもってみてください♪
では、その自分の軸をどうやって見つけたらいいのか?
きょうのセミナーではその方法を受講生の皆さんに実際にやってもらいました!
またブログにもUPしようと思いますので、参考になれば幸いです。
就職試験って、「不採用」の手紙やメールを見るたびに、
「自分には価値がないのか・・・」「私に強みなんてあるのかな・・・」と不安になりますよね。
でも大丈夫です!!
魅力のない人間なんて居ません!!!!!
みなさんの未来が輝きますように。