2023年08月15日
今年も徳島に暑い暑い!夏がやってきました!
8月12日から4日間、徳島市の阿波おどりがスタート!
8月11日(金)の選抜阿波おどり前夜祭、そして12日〜15日の選抜阿波おどりの司会を今年もさせて頂きました!

美しい有名連の演舞を振り返ります!

赤い団扇をキレよくさばき、気迫と歓喜を表現するした無双流の男踊り!
女踊りはとても可愛い踊りで、昔ながらの下駄の先を立てずに踊る踊り。
これは今では無双連でしか見られないんだそう!

さゝ連の連名の由来は天の岩戸にお隠れになった天照大神を誘い出すために、天鈿女命が両手に笹を持ち踊ったとされる日本神話。
しとやかで、ブラックライトを使った演出が特徴の女踊りは、舞台が暗くなった瞬間に会場からも拍手が上がりました!

天から降る水と踊りさえあればあとはもう何もいらないという位踊りが好きな人のことを“天水“といい、天水連はそんな阿波の天水達の集まり。
OPのプロジェクションマッピングから始まる阿波おどりは、会場を驚きと歓喜の渦に巻き込みました!


昭和48年結成。
阿波徳島の人々が素朴に楽しくおどる姿を永遠・悠久に守っていこうとの思いで結成されました。
情熱的でキレのある女踊り、素敵でした!

アップテンポで軽快なリズムの鳴り物、のんき調の流れを汲みつつ落ち着いた中にもテンポよく、時に豪快に踊る男踊り!
衣装の花火柄も華やかです〜!

葵連は全国に支部を設け阿波踊りの普及にも努めています。
アップテンポで楽しく個性あふれる踊りでした!

潮の満ち引きによる大きな潮の流れを意味する連名を持つ、うしお連。
荒波を表現した男踊りや、優しく舞う女踊り、元気よく泳ぎだすようなちびっ子踊りが魅力です!

本流を崩さず、少し昔返りの型を加えた新しい踊りの藝茶楽!
昭和50年に発足しました。

藝茶楽名物の黒龍奴も披露されました〜!!
3公演ともチケット完売!
沢山のお客さんで踊り子の皆さんも気合が入っていました〜!!

昭和前期に結成。
桜の花を染め抜いた鮮やかな衣装でしとやかに踊る女踊りや、うちわと提灯を巧みに操る男踊り!
勇壮な蜂須賀太鼓と提灯踊りの競演は迫力がありました〜!

昭和42年に結成。
正調を継承しつつ、常に新しい趣向を取り入れたバラエティ豊かな踊りが特徴です!

徳島の方言「本当」を意味する「ほんま」から名付けられました。
ほんま連の最大の特徴は手持ち提灯を持った女性の男踊りの集団美です!

言わずと知れた有名連の老舗!
昭和21年に結成され、脈々と受け継がれてきた独自のスタイルに新たな挑戦を加えています。

「陽気な人」という意味の浮助から名前をとり、昭和21年に発足。
ゆったりとしたテンポの鳴物に合わせて踊られる正調阿波踊りです!

1973年に結成。今年50周年を迎えます!
今年のテーマは「獅子に牡丹、徳島城下に阿波踊り」
グリーンに獅子を染め抜いた浴衣の男踊りは、手に何も持たずに踊る素踊りで躍動感にあふれています!

昭和42年、連員達が広く大きな夢と希望を持つことを願い、末広がりで縁起のいい“扇連“と名付けられました。
深紅の扇を持ち、踊り子が絶妙な扇さばきと身のこなしで鮮やかな扇の華を咲かせます!

昭和23年結成。
肩に染め抜かれた破れ傘のデザインは、阿波連のシンボル。
舞台でしか見ることができない「阿呆囃し」は大迫力!

唯一無二の女踊りが舞う「奴」踊りは徳島の夏の風物詩にもなっています。


阿波おどりで唄われる“よしこの節“より命名され昭和37年に発足。
正調を受け継いだ伝統的な騒き(ぞめき)のリズム!伝統色豊かな鳴り物の音色と踊り子達の織りなす絶妙な二拍子の世界でした。

4月から世代交代し、今年から新たな連長率いる新生阿波連となりました。
トレードマークは和傘!
ブルーの浴衣には金長狸が染め抜かれています。

徳島市の木工業が盛んな福島で誕生した新ばし連。
新ばし名物は女踊りのアップテンポな「竹の舞」です!

阿波踊りの8月・葉月に踊り好きの仲間が集まって結成したことが名前の由来。
アップテンポな鳴り物に合わせて上下左右に大きく飛び跳ねる若さ溢れる踊りです!白地に吉野川をイメージしたブルーのライン。

そのラインを背中で結んで、連員の団結を表しています

徳島市内の木工関係者が中心となり、せめてお盆の期間だけでも浮世を忘れて楽しく踊り明かそうと結成されました。
女性の踊り子が踊りの途中で笛を吹く「うきよ笛」が演出の名物です!

徳島市の住吉にあった「住吉連」がルーツ。
武家屋敷が多くあったことから、昭和26年に殿様連と連名を改めました。
笛が奏でるお馴染みの吉野川のメロディは殿様連が元祖だそうです。

戦後、復興の槌音とともに、阿波踊りを通じて日本の平和、世界の平和を願って結成された連。
70年の伝統を重んじつつも、新たな創造を目指しているそうです。

阿波の藩主・蜂須賀家の家紋である「卍」をレンの名前にして昭和43年に誕生。
十人十色の阿波踊り。その中で魅せる笑顔と技の集団美が魅力です!

昭和32年4月、発足月の卯月とよしこののお囃子に身も心も浮き立つように疼いてくるという2つの意味から命名されました。
身も心も踊り出すようなよしこのの唄で、古き良き時代から受け継がれてきた伝統的な正調阿波踊りを志しています。