2025年08月17日
5日間開催された徳島市の阿波おどりが閉幕しました。
阿波っ子の私にとっては1年のなかでいちばん心踊る5日間。今年は、そんな阿波おどりの素敵なステージ「夢の舞台 祭りび」の司会を担当させていただきました!
私が担当したのは13日と15日。
2日間で20もの連の紹介を読ませていただきました。
〜蜂須賀連〜
勇壮な蜂須賀太鼓と提灯踊りの迫力ある競演が見どころ!桜の花を染め抜いた女踊りの衣装も鮮やかで素敵です!
〜悠久連〜
郷土の人々が素朴に楽しく踊る姿を永久に守っていくために結成された連です。見る人の心を浮き立たせるアップテンポの踊りはいつ見てもわくわくします!
〜うきよ連〜
女性の踊り子が、踊りの途中で笛を吹く「うきよ笛」はうきよ連ならではの人気の演出です!黄色い足袋がトレードマークのちびっこも元気なパフォーマンスを見せてくださいました!
〜娯茶平〜
今年で結成79年の連です。長い歴史の中で培われた情感あふれる調べ、そして間とタメを極めた踊りは思わずうっとり見とれてしまいます。
〜浮助連〜
陽気な人「浮助」が由来で、その名のとおり自由奔放な男踊りやコミカルなタコ踊りなどオリジナリティあふれるステージが魅力です!
〜のんき連〜
大正14年に産声をあげ、今年で100周年を迎えられました!祭りびでは観客の皆さんと100周年を祝うしとやかで、そして壮大な演舞を魅せてくださいました。
〜さゝ連〜
可愛らしいちびっこを、ベテランの踊り子さんが手持ち提灯で先導する楽しいシーンから始まったのが印象的でした!照明を落とした時にパッと光る衣装の笹の模様も素敵です。
〜天水連〜
「踊りで世の中を明るくする」という想いを紡ぎ続けています。宙を飛ぶような身軽な男踊りと、天女のように華麗に舞う女踊り、天から降り注ぐ水のようなしっとりさと、そして生命を感じさせる演舞に見惚れてしまいます。
〜達粋連〜
阿南市の花ひまわりの色の衣装でひとりひとりが花びらのように舞う女踊り、黒潮のように豪快な男踊り、独創的な黒ハッピ踊りや、一糸乱れぬピンクのハッピ踊りなど、多くの演目で楽しませてくださいました!
〜ほんま連〜
徳島の方言「本当」が由来で、本当の阿波おどりを目指しています。威勢のいい男踊りとしとやかな女踊りが対照的で、手持ち提灯を持った女性の男踊りはほんま連ならではの演出!
〜独楽連〜
艶やかな女踊りとダイナミックな男踊りのバランスが楽しい演舞でした!華やかな女踊りの衣装がアテネ五輪で銀メダルに輝いたアーティスティックスイミングの水着のモチーフになったことは有名です!
〜殿様連〜
豪快な暴れ踊りの男踊りとしとやかで流れるような女踊りの静と動が交互に波のように押し寄せる演舞に釘付けになります。笛が奏でるおなじみの「吉野川」のメロディーは殿様連が元祖!
〜阿波扇〜
新連長が就任し更なる飛躍を目指しています!阿波扇といえばピシッと揃った扇踊り!男性、女性、ちびっこと、息の合ったパフォーマンスは日々の鍛錬の賜物です。
〜阿波鳴連〜
阿波人形浄瑠璃の木偶頭(でこがしら)を背中に背負った衣装がパッと目を引きます!時に提灯を持ってしなやかさの中に鋭さを魅せる女踊りに、変幻自在、自由奔放な男踊り、情熱的な“ 阿波鳴の世界 ”に引き込まれること間違いなし!
〜阿波連〜
彩り豊かな和傘が鮮やかに魅せる女踊り、金長狸をあしらった装いで舞台を駆ける男踊り、そしてその踊りを引き立てる息の合った鳴り物。踊りと音が一体となる時、舞台は阿波の風に染まります。
〜天保連〜
今年20周年を迎えた女性の団扇踊りは「天宝の舞」といわれて蝶のように可憐です。男踊りは旧三郷村の民謡「じゃんこじゃんこ」で高鳴る気持ちを体現し、見ているこちらの心も弾みます!
〜葉月連〜
「阿波おどりの八月」が由来の葉月連は白地に吉野川のブルーノラインが入った衣装が素敵です。形にとらわれず上下左右に大きく跳ねる男踊りと、軽やかなステップの女踊り、個性を生かした舞台は見ていてわくわくします!
この日は最終日の特別公演として学生連も参加してくださり、鳴門教育大学阿波おどり部鳴響連、四国大学連、鳴門高校連もパフォーマンスしてくださいました!学生らしいフレッシュで笑顔あふれるステージもとても楽しかったです!
1年のうち360日をこの5日間のために費やし日々鍛錬されている阿波おどり連の皆さんのステージのお手伝いができたこと、阿波っ子の私にとってかげかえのない思い出になりました!